鉾神社御例大祭で鉾田400年の伝統を感じる

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鹿行地区の夏は、海水浴や花火大会など、レジャーやイベントが盛りだくさん。なかでも、地元の大人から若者、子どもたちまでが楽しみにその日を待っているのが夏祭りです。今回は鉾田市で400年続く鉾神社のお祭りを紹介します。

太平洋に面した海水浴場や、おいしい野菜や果物が実る大地など、豊かな自然が自慢の鉾田市ですが、鹿島臨海鉄道の新鉾田駅や鉾田市役所など、街の中心となる市街地は、お店や学校などが集まっていて、にぎわいがあります。

街の人たちと400年の歴史を重ねてきた鉾神社

その中心に静かにたたずんでいるのが、鉾神社です。400年以上の歴史がある由緒正しい神社で、朝夕には、きれいに掃き清められた参道を通り、神様に参拝する地元の人たちの姿が見られます。

祭られているのは、中央がの別名もある、右が鹿島神宮と同じ、そして、左にの三体です。住宅と接するように姿を見せる拝殿は、朱色に塗られ、鮮やかな色彩が印象的です。拝殿の天井には、全国でもめずらしい「鉾をくわえた白蛇」の天井画が描かれています。

見どころ

毎年、夏休み最後の土日に行われる御例大祭は、地元の大人から子どもまで、みんなが楽しみにしている夏休み最大のイベントです。町内ごとに8台のを曳き、山車の上では雅な笛や太鼓のおが奏でられます。子ども用の山車も2台用意されており、うれしそうに山車を曳く子どもたちの可愛い姿が見られます。

大勢の見物客のなかを神輿が練り歩く

祭りの主役は、鉾神社から三体の神様をのせて御出社するきらびやかなお神輿です。威勢よく大人たちが肩に担ぎ、街中を練り歩きます。夕暮れから夜を迎えると、ちょうちんの明かりが鮮やかに浮かび上がり、さらに祭りの雰囲気は盛り上がっていきます。

「安全・安心が第一です。街の皆さんはもちろん、市外から訪れる人も大歓迎です。皆様ぜひ鉾田に古くから伝わる伝統に触れてください」と鉾神社宮司さん。夏は、浴衣を着て鉾田を訪れてみませんか?

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(この記事は月刊アントラーズフリークスのホームタウン浪漫紀行に加筆修正を加えて掲載しています)


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