行方市をゆる~く小さな旅その①=常陸国風土記行方条ゆかりの地を訪ねて=

行方市観光協会by:行方市観光協会

『常陸国風土記』とは?!

奈良時代初めに成立した常陸国(現在の茨城県の大部分)の地誌だそうです。                          そこでヤマトタケルノミコトが本市の水辺と台地の入り組んだ様子を「行細し(なめくわし)」と表現したことが、行方の名の由来とされているようです。

今回はゆかりの地をゆる~くたずねる小さな旅。第1弾!!『玉清井』へ                     国道355号線すぐそば、井上地区のこんもりとした小さな森にその井戸はあります。

この周辺には、温暖地のスダジイやタブノキ、トベラなど常緑照葉樹が茂って、原生林の面影を残しているのです。  

分け入るとそこにはヤマトタケルノミコトが勾玉で井戸を清めている像があります。                    こちらは行方市在中の彫刻家、宮路久子先生によるものです。

風土記によれば、「ヤマトタケルニミコトが槻野(つきの)の清泉(いずみ)においでになり、水辺で手を洗い、勾玉で井を清められたのでこの泉を玉の清井と言う」との事です。

その名の通り、井上地方は水が豊富で、この玉清井を始め、最近まで水がコンコンと湧いていた所がありました。また、江戸時代に干ばつが原因で飢饉になった時、村人が力を合わせて泉をため池にし、水を貯え利用しました。当時の人々は自然に水が湧いて出るところを永戸と称し、霊地として尊敬したと伝えられ、この地に江戸の妻恋稲荷の分霊をお迎えして、『永井戸稲荷神社』として祀りました。

厳かな気分でゆっくりと散策したら、やっぱりおいしいランチですね🎵                        一路、国道354号線側、すし処ひらまへ・・・。(行方市は車移動が必須です!!WWW)

店内に入ると落ち着いた雰囲気のカウンターと座敷があります。

早速ランチの海鮮丼とねぎとろ丼をいただきました。

ネタが新鮮でとってもおいしいです🎵おしんこは初夏らしく青瓜でした。                         小さな事からも季節を感じられて、大満足のランチとなりました!!

皆様もぜひ!!行方市で小さな旅をお楽しみ下さい🎵                                       『玉清井』                                                  茨城県行方市井上地区(国道355号線沿い)                                                       

『すし処ひらま』                                                   茨城県行方市玉造甲522-2                                             0299-55-4134                                                  営業時間:11時~21時30分                                                                          定休日 :月曜日


文化一覧ヘ