2019年、茨城県で45年ぶりに「国民体育大会(略して国体)」が開催されました。メジャーな競技から新しいスポーツまで、あらゆるスポーツが茨城県内で行われ、大きな盛り上がりを見せた「茨城ゆめ国体2019」。鹿行地域の5つの市内でも様々なスポーツが行われました。鹿行地域で行われた競技や競技会場を中心に、2019年茨城国体の様子を振り返ってご紹介しましょう。
①鉾田市
鉾田市ではスポーツクライミングが開催されました。すっかりお馴染みとなったスポーツクライミング、鉾田市にある鉾田総合公園の特設開場で行われました。広いスペースが必要となる特設会場設営のため、鉾田総合公園が選ばれたそうです。
野外に作られた高さ12メートル、幅3メートルの壁は圧巻!選手のみなさんは気持ちのよい風を感じながら競技をされていました。優勝を果たした選手には鉾田市のメロンが送られたのだとか!
②行方市
行方市で行われたのはゲートボールとビーチハンドボールです。日本発祥のスポーツであるゲートボールは5人1組になって行われます。ゲートを通過する順番やゴールもそれぞれ定められており、見ているよりもずっと難しいスポーツなんですよ。行方ならではの天然芝の広く美しいグラウンドは、国体の間だけではなく普段からゲートボールを楽しむことも可能です。
ビーチハンドボールとはその名の通りビーチで行われるハンドボール。体育館の中で行われるハンドボールとは異なり、裸足でビーチを駆け巡ります。砂浜で行われるためハンドボールよりも脚力が必要で、強い日差しのため体力も必要なビーチハンドボール。新しいビーチスポーツですが、じわじわと人気が広がっている競技です。ビーチハンドボールは霞ヶ浦に面した水郷筑波国定公園 天王崎公園砂浜特設コートで行われました。海のように美しい霞ヶ浦の浜辺で、選手のアクロバティックなプレイに歓声が上がっていました。
鉾田市と行方市では比較的新しい競技が開催された茨城ゆめ国体。新しいスポーツに出会い、興味を持った方がたくさんいらっしゃったようです。
後編は鹿嶋市、神栖市、潮来市で行われたスポーツに注目してみましょう!