日本中に広がる農業協同組合、略してJA。茨城県の東南部、2つの湖と豊かな自然に囲まれた農業には最適なエリアにあるのが「JAなめがたしおさい」です。名前の通り行方市の農家で採れる作物を中心に取り扱うJAなめがたしおさいは地域の人々が訪れる台所であると同時に、周辺の街からも新鮮な農作物を求めて多くの人が訪れています。
JAなめがたしおさいでは独自のブランドを生み出し、ここでしか採れない特別な野菜の栽培にも力を注いでおりとても活気があります。
JAなめがたしおさいの農作物を少しご紹介しましょう。
①ピーマン
煮て良し、炒めて良しと料理に大活躍のピーマン。コスパも良く全国の食卓で欠かせない野菜ですよね。そのピーマンの産地として知られるのが茨城県で、特にJAなめがたしおさいのエリアは茨城県の中でも指折りの産出地です。
このエリアで生産されるピーマンは独特の苦味よりも甘みが強く、肉厚で色鮮やかなのが特徴。子供に嫌われがちなピーマンであっても甘みが手助けをし美味しく食べてもらえるはずです。
水はけの良い土地と温暖な気候と、できるだけ農薬を使わない栽培とが相まって美味しく安全なピーマンを生み出しています。
②パプリカ
料理に彩りを添えるパプリカも鉾田市と神栖市で栽培が盛んな野菜です。パプリカと言えば外国産の大きなものが主流ですが、こちらで栽培されているのはそれよりも大きく肉厚な「パプ王」と言う品種。パプ王はみずみずしく甘みの強い風味でサラダなどにも最適です。
安心して食べられる国産のパプリカを広めたい、と言う情熱を持って大切に栽培されパプ王は肉厚なのも特徴。地方のスーパーで見かけることはまだ少ない品種ですので、茨城県まで購入に出かけるのもおすすめです。
③メロン
5月から7月頃にかけて、スーパーのフルーツコーナーで甘い香りを漂わせているのがメロンです。美しい見た目と柔らかな果肉、甘い果汁でフルーツの王様とも言えるメロンを全国で一番栽培しているのが茨城県!特にJAなめがたしおさいの管轄するエリアは県内で最も栽培が盛んです。
赤肉系、青肉系と様々な種類のメロンが栽培されており、産地だけあって価格もリーズナブル。他県ではなかなか手に入れられない茨城県のオリジナルメロン「イバラキング」なども店頭に並びます。ジューシーで果肉の多い茨城県のメロンをぜひ試してみましょう。
JAなめがたしおさいエリアではこの他にも
・さつまいも
・お米
・小麦
・いちご
・チンゲンサイ
・れんこん
など数え切れないほどの農作物が作られています。現地を訪れて、豊かな自然と触れ合った後に採れたての新鮮野菜を味わうのが茨城県鹿行地域の楽しみ方。ぜひ足を運んでみましょう。