JA茨城旭村特産物直売所 サングリーン旭〜直売所を巡る〜

鹿島アントラーズby:鹿島アントラーズ

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蝉がジリジリと鳴く声も悲鳴に聞こえる暑さの中で、本日は「JA茨城旭村特産物直売所 サングリーン旭」にお邪魔しました。こちらは「太陽と緑の大地から、美味しさ、安全、安心を直接お客様にお届けします」をキャッチフレーズにしています。鉾田市は全国有数の「農業王国」ですし、今日の気候とお店の名前もマッチしていたので、期待が膨らむばかりです。

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入店前からスイカたちのお出迎え。スイカの緑と赤は補色の関係でお互いの色を目立たせる効果があります。直売所では視覚も刺激され、五感で楽しめます。

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店内には、色とりどりの野菜が並び、さらに五感を刺激されます。今回は今の時期、店長おすすめの商品を視覚で楽しんでいただきましょう。

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エントリー№1「長ねぎさん」。緑から白へのグラデーション。筆者、日焼けしますけど、野菜って日焼けしないんですかね。

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エントリー№2「パプリカさん」。赤、黄色、オレンジ。鮮やかに彩られていますね。暖色系の色は心が高ぶりますね。

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エントリー№3「アールスメロンさん」。鉾田市のメロンは産出額・品質ともに日本一。目を凝らしてメロンの網目に一度飛び込むと、脱出不可能のラビリンス。何気なく見ているこのメロンの網目はヒビ割れのキズをふさいでできたコルク上のかさぶたなのです。

JA茨城旭村のメロンは、昭和38年ころ数戸の農家がプリンスメロン栽培を手がけたのが始まりです。実に歴史が深い。さらに平成16年には光センサー選果が導入されました。この光センサーがJA茨城旭村メロン部会の大きな特徴で、メロンの糖度を計測し、同時に熟度の具合、大きさや見た目なども計測することで、はずれのない確固たる品質を担保しています。特に糖度12度未満は出荷されないというのですから、すごいこだわりですよね。筆者がメロンなら光センサー前の目視検査ではじかれるんだろうなと。

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フード売店で期間限定のメロン果肉入りソフトクリームを食べました。食べ進めるとコーンの中にもメロンがゴロゴロ入っていました。サプライズです。その場で食べられるのも魅力的。

消費者の楽しみ方として、五感をフルに使えることも直売所の魅力の一つです。また、こだわりのある現在人気の商品には必ず、そこまでに至る生産者の並々ならぬ努力の歴史や思いが込められています。歴史を紐解きながらの直売所巡りも一興ではないでしょうか。

まさに、直売所は地域の縮図。

文・写真:関口(鹿島アントラーズ 地域連携チーム)

JA茨城旭村特産物直売所 サングリーン旭
茨城県鉾田市樅山602-6
TEL 0291-37-4147


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