行方にある2つの日帰り天然温泉
茨城県は温泉地が少ないといわれていますが、行方市には霞ヶ浦と北浦それぞれの湖岸に地域密着型の日帰り天然温泉があります。それぞれの湖の四季折々の表情を望みながら、ゆったり温泉を楽しむことができます。今回は、あそう温泉「白帆の湯」と北浦温泉「北浦荘」の魅力を紹介します。
あそう温泉「白帆の湯」

「白帆の湯」は霞ヶ浦を一望でき、心が癒される温泉です。湖畔から湧き出る温泉は黄褐色のなめらかな湯で、毎分95リットルの湧水に富んでいます。ケイ素が多く含まれた温泉は“美肌の湯”と知られ、なめらかで肌を心地よく包んでくれます。露天風呂、薬湯、スチームサウナなど、体を癒しつつ肌も癒してくれる魅力的な温泉です。
霞ヶ浦の広々とした景色を望めるロケーションが自慢で、筑波山はもとより、運がよければ富士山も湯船に浸かりながら堪能できます。なかでも、湖面に沈む大きな夕日は温泉でくつろぐ人の心をにします。空が真っ赤に染まり、太陽がみるみると小さくなり陽が落ちていきます。隣接しているコテラス(天王崎観光交流センター)では眺望のよい休憩室で地元料理をいただくこともでき、産直販売やカフェスペースでゆっくり過ごすこともできます。

住所:行方市麻生421-3
TEL:0299-80-6622
開館時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
休館日:水曜日
https://shirahonoyu.com/
■料金(入湯税含む)
大人 740円
(17:00〜は530円)
子ども 310円
(17:00〜は210円)
●通常回数券(大 人)7,400円/11枚つづり
●通常回数券(子ども)3,100円/11枚つづり
●夜間回数券(大 人)5,300円/11枚つづり
●夜間回数券(子ども)2,100円/11枚つづり
※その他、一般年間会員、シルバー年間会員などあり
※レンタルタオル(100円)、レンタル作衣(200円)
北浦荘

「北浦荘」は霞ヶ浦東側の海跡湖“北浦”の湖岸、鹿行大橋たもとに位置する天然温泉使用の室内日帰り温泉で、北浦の四季折々の表情を楽しむことができます。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉の黒褐色湯で、やけどや創傷、皮膚病などに効能があり、「体がよく温まる」と評判の湯です。入浴後は畳座敷でお休みすることができ、当館で出前も可能。お食事の持ち込みもOKです。
2つの湖岸風景を楽しむことができる日帰り天然温泉。スタジアム観戦後にホッコリしてみてはいかがでしょうか。

住所:行方市山田121
TEL:0291-35-2821
開館時間:休憩10:00~16:00 入浴10:00~21:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
■料金(入湯税含む)
一般(中学生以上65歳未満)420円
子ども(小学生)・障害者 210円
行方市内65歳以上 310円
(この記事は月刊アントラーズフリークスのホームタウン浪漫紀行に加筆修正を加えて掲載しています)