その4でございます。昔話が多いので、今回は最近の事を書こうと思います。
たまに仕事で一緒になる他の芸人さんと話をすると、だいたい『茨城ってどんな仕事があるの?』という会話になります。
そこで絶対に驚かれるのが、行方市の『なめがたエリアテレビ(通称なめテレ)』です。
市町村単位で運営している地上波放送のテレビという事で、皆さん食いつきます。
確かに他では聞いた事がありません。
我々オスペンギンも、4年ぐらい前から色々な番組をやらせていただいています。おかげさまで行方市内で『頑張ってね!』などと声をかけていただく事も増えました。本当にありがたいです。
行方市内でしか見られないと思われがちですが、実は番組によってはオンデマンド配信もやっているんです。『なめテレ オンデマンド』で検索すると見られますので、是非是非ご覧ください。我々は『素敵に逢えるかな』や『外国人としゃべっちゃお』などをやっています。
実は最近、夜な夜な晩酌の肴に、なめテレの自分達を見ています。ザックリした内容は覚えていても、細かい部分は忘れてしまっていたりするので、自分の発言や行動に笑ってしまう事もあります。
もちろん『自分だから面白い』というのもあります。『他人のアルバムを見てもなんとも思わないけど、自分とか知り合いのアルバムだと楽しい』みたいな感じです。
僕の場合はお笑い芸人なので、『自分で自分を笑わせている』という状況がなんだか不思議で、晩酌が進むんです。多少酔いが回ってくると、『オスペンギンて奴ら、面白いなぁ』と言いながら飲んでます。
僕は一人暮らしです。つまり『オスペンギンて奴ら、面白いなぁ』は独り言です。つまりこれはとても恥ずかしいカミングアウトです。
独身の39歳が、家で一人で発泡酒を飲みながら、自分自身を見てケタケタ笑っている。そして自画自賛の独り言を連発。
酔っ払いながらも、ふと我にかえると急激に恥ずかしさが込み上げてきます。
その羞恥心を洗い流すかのように、また晩酌が進みます。
するとまた酔いが回って『ダメだ!こいつら面白すぎる!』と、独り言が始まるんです。その繰り返し。
僕、大丈夫なんでしょうか…
『晩酌の肴』と書きましたが、どちらかというと『飲み友達』の感覚。自分自身が『飲み友達』です。
僕、大丈夫なんでしょうか…
とはいえお気に入りのマイブーム。やめられません。
数ヶ月後、数年後に、その時の自分をもっと笑わせられるように、もっともっともっともっともっと腕を磨いていこうと思います。
なんでこんなにたくさんの『もっと』を付けたかというと、あまりに自分が面白すぎるので『これは何かおかしいぞ』と、試しに酔っていない時に見てみたら…
そうです。『酔っていない時に見てみたら…』だったんです。
どうだったのかはあえて書きませんが、飲酒運転が危険な理由を考えていただければと思います。
こんなに感覚が変わるなんて…
僕、大丈夫なんでしょうか…