健康増進の余暇過ごしに最適!いこいの村涸沼(ひぬま)

アバターby:鹿行ナビ

鉾田市の最北部に位置するは、淡水と海水が混じった汽水湖です。涸沼といえば、自然豊かな風景。朝焼けや夕日の美しさは絶景です。さまざまな体験ができる「いこいの村涸沼」などの魅力を紹介します。

2015年にラムサール条約湿地(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された涸沼は、鉾田市、茨城町、大洗町にまたがる湖沼です。ヤマトシジミやニホンウナギなど多種多様な生物が生息し、ヨシ原には絶滅が危惧されているヒヌマイトトンボやオオセッカなどの生息も確認されています。また、日本最大級の猛きん類であるオオワシが毎年越冬しているほか、カモ類の飛来は1万羽を超えているそうです。

いこいの村涸沼

涸沼の鉾田市側湖畔にある「いこいの村涸沼」は、宿泊施設やレストラン、展望温泉大浴場の他、グラウンド・ゴルフ場やフットサル、バドミントンが楽しめるスポーツプラザなど、さまざまな施設を有しています。

展望温泉大浴場は雄大な涸沼の景色を一望できる大パノラマ。化粧水につかるようなツルツルした湯感を楽しむことができる“美人の湯”です。レストラン「憩」でのランチとともに日帰り温泉としての利用客も多いそうです。

雄大な涸沼の景色を一望できるレストラン「憩」

オススメは「日帰り宴会」。美明豚、つくば鶏などの茨城を代表するおいしい食材によるコース料理(3コースあり)と、展望温泉大浴場の利用がセットになったお得なプランです。営業課長の内山史隆さんは、「家族や友人との大切なひととき、法事・法要などさまざまな用途にご利用いただけるよう工夫しています」と話します。

日帰り宴会の「いこいコース」(5,445円)。他に「ひぬまコース」(4,356円)、「くつろぎコース」(3,327円)もある(消費税、サービス料、会場使用料込)

また、日帰り宴会の昼の部では、昼食弁当(2種類あり)と温泉に加え、グラウンド・ゴルフ、スポーツウエルネス吹矢、ターゲット・バードゴルフがパックになったコースも選べます。

天然芝の広大な敷地で楽しめるグラウンド・ゴルフ
呼吸にかかわる筋肉をすべて活用するスポーツウエルネス吹矢
スポーツ経験の少ない人でも楽しめるターゲット・バードゴルフ

「いこいの村涸沼はシニアから子どもまであらゆる世代の健康増進に寄与するため、単なる宿泊施設ではなく生涯スポーツの拠点としてご利用いただければと考えています。日帰り宴会はご利用人数によっては無料送迎バスもご用意できますので、お気軽にご相談ください」(内山さん)とのことです。

シニアのサポ仲間はもちろんご家族などで、雄大な自然の美しさとスポーツを楽しんでみてはいかがでしょう。

いこいの村涸沼

http://www.ikoinomurahinuma.com/
住所:鉾田市箕輪3604 
TEL:0291-37-1171

◇日帰り温泉
11:00~14:30(火曜・年末年始は休み)
◇レストラン「憩」
12:00~14:00(LO)
◇日帰り宴会(温泉付・要予約4名より)
1月20日(月)~3月31日(火)
昼の部11:00~15:00
夜の部18:00~21:00

涸沼のしじみ漁

涸沼のしじみ漁は動力を使わず、昔ながらの人力で採捕しています。この“手掘り”で丁寧に採補することで、しじみにキズがつくのを最小限に抑え鮮度が長持ちします。約5メートルある竿の先に籠のついた「しじみかご」で、漁師が川底からしじみをすくい獲ります。「しじみかご」の網の目は12ミリと決められており、それより小さいものは自然保護のため獲らないそうです。漁師の“手掘り”を見学するのも、涸沼の楽しみの一つといえるでしょう。

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(この記事は月刊アントラーズフリークスのホームタウン浪漫紀行に加筆修正を加えて掲載しています)


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