一段と寒くなり、あっという間に冬の訪れですね。今回のゆる~く小さな旅は麻生、粗毛地区『上羽神社』を散策したいと思います。
初冬の上羽神社へ
大巳貴命(おおむならのみこと)と倉稲魂命(うかのみたまのみこと)の二柱を御祭神とする、上羽神社と稲荷神社の両社が拝殿の奥に全く同一の神殿様式で並び祀られています。創祀は明らかでないそうです。
その境内には、明治34年建立の霞ヶ浦、北浦沿岸における佃煮創業者である『奥村吉郎兵衛』を称える碑があります。
佃煮製造の成功、産業の発展
吉郎兵衛はこの地、粗毛の出身で、明治初期に東京に出て佃煮製法を学びました。郷里に帰ると、『奥村謙蔵』の協力を得て、それまで肥料にしかならなかった『ハゼ』の佃煮製造を試み、これに成功します。
明治10年、西南の役が起ると将兵の食料として脚光をあび、その後、佃煮製造は周辺に広まり、産業として定着し発展しました。
今日では、いろんな種類の佃煮が製造されていますが、『ハゼ』は『ゴロの佃煮』として長い間地元で愛されています。その佃煮は上羽神社近く『天王崎観光交流センターコテラス』にて購入できます。
天王崎観光交流センターコテラス
行方市麻生419-1
0299-80-6622
お土産も買って、足取り軽く🎵おいしいランチを食べに行きましょう。
行方市おいしいランチ情報
麻生陣屋通りを抜けて、常陽銀行の角を左に曲がると
麻生公民館前、一葉亭に到着です。
一葉亭さんでは、2021年10月8日より北海道北端最小の音威子府村産の秋そばが入荷となりました。
雰囲気がある店内にておすすめの『あいもり』と『鴨せいろ』をいただきました。
のど越しつるつるの秋そば。飾りのセンリョウも縁起物ですね。
旬膳の店 一葉亭
行方市麻生1140-11
0299-72-2125
師走の忙しさの中でちょっと一息
行方市へぜひ!!お越しください。